豆知識

当店の初期調整サービスについて

当店では全機種、リペアマンが初期調整をしたうえで出荷させていただいております。

どんなに優秀な楽器でもメンテナンスや調整を怠れば正確な音程を保てなかったり、綺麗に音が出ないなど、
プレイに支障が出てしまい、弾き辛いギター/ベースとなってしまいます。
当店では発送する当日に全てのギター/ベースに対して、
ネックの反り・弦高・オクターブピッチを軸とした機体に合わせた初期調整を施してから発送させていただいております。

ネック調整 | 弦高調整 | オクターブピッチ |

ギター/ベースはほとんどの部分に木材を使用して製作されており、
特に弦の張力などで負担の掛かりやすいネックは気候の変化などに影響を受けやい部分です。
ネックはそういった弦の張力や気候などの影響で「反り」と呼ばれる症状が出る場合があり、
ネックが反った状態に気づかずに長くお使いいただくと、ネックに反り癖がついてしまう等の影響があります。
ネックが反ったギターやベースは弾きにくくなったり、
反り具合により弦とフレットが当たりやすくなり過度の異音(ビビリ)の原因にもなったりと好ましくありません。


この反りを矯正できるようにネックにはトラスロッドと呼ばれる鉄の棒が内部に仕込まれており、
このトラスロッドを調整することでネックを正常な状態に保ちます。
当店では出荷前に各楽器ごとにネックの状態を確認して、この反りを適度な状態に修正してからお届けしています。

さらに具体的には・・
反りの状態や症状は様々ですが、
主な「順反り」と「逆反り」につきまして下記にご説明させていただきます。 

・順反り
ネックの中間部分がネック裏側へ弓なりに反ってしまう症状です。
7フレット~12フレット部の弦高が極端に高く感じたり、演奏時にサスティンが切れてしまったり、
極端なビビリが発生する等の症状があります。


調整方法:付属の工具(レンチ)をトラスロッドアジャスター部に差し込み、
ネックの状態を確認しながら少しずつ時計回りに回し適度な位置に調整します。


・逆反り
ネックの中間部分が指板側へ山なりに反ってしまう症状です。
ローポジションでの演奏時にサスティンが切れてしまったり、極端なビビリが発生する等の症状があります。


改善方法:付属の工具(レンチ)をトラスロッドアジャスター部に差し込み、
ネックの状態を確認しながら少しずつ反時計回りに回し適度な位置に調整します。


適度な位置とは?
当店では1フレットと最終フレットを同時に押弦した際に、12フレットの弦とフレットの間に厚紙が1枚入る
程度の隙間が空くぐらいを基準に、各機体に合わせた調整をさせていただいております。

ネック調整 | 弦高調整 | オクターブピッチ | ページの一番上へ戻る

それぞれのギター/ベースはプレイヤーの好み、演奏スタイルに合わせて弦高を調整できるようになっています。
弦高を適度な位置に調整することで極端なビビリの発生を防いだり、さらに快適な弾き心地を実現することができます。

・弦高が高いと下記の傾向があります。
メリット:音に張りが出て鳴り、サスティンが豊かになる。
デメリット:弦高が高くなるにつれて弾き難く感じる

・弦高が低いと下記の傾向があります。
メリット:フィンガリングがスムーズになり、弾きやすく感じる。
デメリット:弦高が低くなるにつれてサウンドが細くなりビビリやすくなる。



弦高についてはプレイヤーによって様々な好みがありますので
ご希望をお申し付けいただければ、その基準に沿わせていただきますが、
特にお申し出が無い場合も 当店では一定の基準を設け、
状態をチェックしながら出荷前に各機体に合わせた柔軟な弦高調整を行っています。
ビギナープレイヤーの皆さんも将来的には普段のピッキング/押弦の強さ、演奏性/サウンドのバランスを考慮して
ご自身のセッティングを見つけていただくと、より良いでしょう。

ネック調整 | 弦高調整 | オクターブピッチ | ページの一番上へ戻る

各弦のチューニングが合っていても、オクターブピッチのチューニングが合っていないと、
フレットを押さえた時に音がずれてしまったり、コード演奏時に和音が損なわれたりと音痴な楽器になってしまいます。
弦楽器は、その特性上、各フレットを押さえた際に正確な音程を出すという事は難しいのですが、
オクターブピッチを調整することで誤差を少なくし、より正確な音程に近づける事が出来ます。


各弦12フレットのハーモニクス音と12フレットの実音が同じ音程になるようにブリッジのサドルを調整します。

・ハーモニクス音よりも実音が高い場合
ブリッジサドルをボディエンド側に動かします。


・ハーモニクス音よりも実音が低い場合
ブリッジサドルをヘッド側に動かします。


なお、押弦の強さやピッキングの強弱、フレット内での押さえる位置により若干ピッチがずれる場合もございますので、
ご自身のプレイスタイルに合わせて微調整していただくと、さらに正確なピッチでご演奏いただけます。

ギターやベースで曲を演奏したり演奏テクニックを磨く練習はとても魅力的で楽しいものですが、
楽器の状態にも目を向けて、その楽器が持つ本来の魅力を発揮できる良い状態に維持できるよう
調整の基本的な方法を学んでおくと、将来的にきっと役に立ちます!
市販されている教則本や雑誌の特集ページなどを参考にして、
ご自分の楽器を手に取りながら、メンテナンス面の技術も是非じっくりと磨いてみて下さい☆

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店長日記

【店長プロフィール】
中学時代にギターを始め、高校時代は留学先のカナダでバーやレストランでプレイする地元のバンドでベースの演奏を経験。帰国後、甲陽音楽学院を卒業した後、ディバイザー製品に魅せられてBacchusの専門店を2006年に創業。以来、より良い店舗づくりを目指して日々精進しています。今後とも何卒ご愛顧のほど賜りますようお願い申し上げます。
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